
春と秋のロハスフェスタはレザークラフトフェニックスの一員として
何度か出展したことはあるのですが、夏ははじめてです。
「夏は熱くて暑くて大変なんだろうなぁ」と思っていたら
トテモトテモタイヘンでした

どうタイヘンだったか、何をしていたのか、など軽く書いてみたいと
思います。◎そもそもロハスフェスタってなに?
春・秋のロハスフェスタは主催者発表2日間で6万人が来場する
関西ではトップクラスの郊外型販売イベントです。

特筆すべきは当初から貫かれた
「主催社がいい、と思うブースしか出さない」
というポリシー。
最初の頃からこのポリシーは守られており、それが
結果的に現在の成功の礎を築いてきたとおもいます。
関西で屋外型販売イベントで2日で5〜6万人集めるイベントはないと思います。
無論屋外型イベントの欠点である「天候に左右される」というのはこの
イベントでも例外ではありません。
雨が降るとどうにもならないのは当然ですが、箕面・池田の山から
降りてくる風の威力は大きく、固定していない軽い販売物は
春や秋の場合は飛んでしまいます。
出展したとしても主催社はその後ブースひとつひとつを
チェックし、写真まで撮っています。
チェックはロハスの趣旨を満たしているか、禁止事項を犯していないか、
全体の雰囲気は、など行っているように感じます。
「ロハスフェスタ」の質を維持・向上するためにスタッフも
開催中・開催後も動いています。
かように厳しいチェックにより一定レベルが維持されているため来場者も
安心して見にこれるイベントになっています。
◎夏のロハスフェスタって?
春・秋のロハスフェスタに比べて夏は下記の点が異なります。
・2日開催だが開催時間が12時〜21時。
・前日搬入がない。初日朝7時より搬入開始。
・春秋が出展ブースが300に対して200。
この3点が大きくことなります。
そのため、初日は「朝6時に集合、7時から現地で搬入、12時まで待機、
そのまま21時までずっと出っぱなし」というハードスケジュール。
さらに日中14時〜16時くらいは会場内の人の数もまばらです。
そりゃカンカン照りのあの暑さの中であるく人もいません。
◎夏ならではの注意点
ブースの配置も東向きと西向きではブース内配置を考えなければ西日の
直射日光にやられます。革製品や布製品の場合は西日で灼かれてしまいます。
18時頃からは日も陰り、場内を歩く来場者も増えてきます。
この頃から各々のブースが賑わい始めます。特に飲食業は昼と夜で2回ピークがあるので
店によっては大繁盛していました。
一番賑わっている飲食業は地ビール販売ブースのようにも思えました。
18時から21時までに気を使うのは明かりです。
光によって見栄えする商材や作品、特にガラスなどはここからが本領発揮です。
当方のような革を扱ったブースは光を気にかけないと色合いが伝わりにくいですね。
ここも踏まえてライトを用意しなければならないのがなかなか大変です。

光の色も気を使ったほうがいいかもしれません。
取り扱う品によって相性のいい光の色がありますから。

私がお手伝いしたブースではロウソク、ハロゲンライト、LED電球と3つ用意していました。
ハロゲンライト、LED電球は18時の時点では「ちょっと暗いかな」とも思いましたが、
19時を過ぎると十分明るく感じました。
逆にロウソクは風によって火が消されるのでおススメできません。
21時に終了後に搬出作業になりますが、場内には明かりがありますので
懐中電灯やヘッドランプはいらなくても大丈夫だと思います。

◎自分備忘録
私は基本的にワークショップを担当していましたが、それほど忙しくありませんでした。
で、その時間、周辺をふらふらと歩き様々なブースの配置図や動線図を
お絵かきしていました。ブース配置も大別でき、それぞれに特徴や
コンセプトが見られ面白い観察対象ですね。
自分の備忘録としてだらだらと書きましたが、
夏ロハスにだそうと思う方にするアドバイスは下記の点ですね。
・暑さが地獄
・夕立の可能性を忘れるな!
・日中は期待するな!
・午前7時から搬入、21時以降から搬出というスケジュールはとてもハード。
人員はいたほうがいい!
等々です。
生々しい話をするなら夏のロハスの売上は春秋よりも若干下がる、という
声も聞きます。
その一方できちんと春秋並に売上をあげている知り合いもおられました。
夏ならば夏向けに考えて戦略を立てればそれほど困難ではないと思います。
夏の販売イベントというのはとても少ないですから狙い目といえば狙い目ですね。